色々読んだ。


暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)

暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)


白ッ。白乙一ッ。

視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。職場の人間関係に悩むアキヒロ。駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。犯人として追われるアキヒロは、ミチルの家へ逃げ込み、居間の隅にうずくまる。他人の気配に怯えるミチルは、身を守るため、知らない振りをしようと決める。奇妙な同棲生活が始まった―。書き下ろし小説。


このすっげー悪趣味な設定(笑)に、もうちょっと暗いっつーかドロドロしたもんかと思ったし、
実際のキャラ描写もいい感じにネガティブな2人なんですが、
一線を越えたあとの白さ、清々しさには驚くほどでした。白乙一は「失踪HOLIDAY」以来なんですが、本当に白かった。


いつも乙一読んだときの感想としては掴みはいいけどオチが弱い、だったんですが(暗黒童話とかね)
今回は掴みだけじゃなく、オチも読んでて気持ちよかった、面白かった。
乙一作としてはGOTH>暗いところで待ち合わせ=失踪HOLIDAY>暗黒童話>死にぞこないの青



ところで映画化するようで、アキヒロ役が台湾人って、なんでやねん(失笑)
根暗なダメ主人公をなんで日本語もマトモにしゃべれない美形俳優を起用するのかと。
、、、ん?

映画では異質な要素を持ったアキヒロにしたいと思い、混血で、小さい頃は中国で育ち、その後日本に来るけれど職場の人間関係に上手く馴染めないという、原作とは違う設定にしました


うわ。





真月譚 月姫(4) (電撃コミックス)

真月譚 月姫(4) (電撃コミックス)


原作サイドも唸らせたという秋葉 vs シエル、、、確かにこれは珠玉。
コミカライズ作品の平均レベルから頭ひとつ、いや二つ分は抜きん出ているレベルです。
オリジナルだけじゃなく、原作通りの分も、非常に綺麗に纏まっているし。


表紙が1巻がアルク、2巻がシエル先輩、3巻が秋葉様で、4巻がヒスコハでした。
つーことで次の5巻でさっちん、とかいうビックリがない限り全5巻なのかなー、という雰囲気ですよね。
コミック連載の足の遅さから、アニメ放映から旬が過ぎてしまった月姫ですが、
PS2メルブラも発売されたばっかりだし、もうちょっと巻数的余裕が欲しかったかなー。
琥珀さんとかも、もうちょっとちゃんと描写があったらねー。さっちんぐらいには。





げんしけん(8) (アフタヌーンKC)

げんしけん(8) (アフタヌーンKC)

オタクだから、恋をした。


いやー、笹x荻。ハズいね。
でも動物園デートの話は良かった。ツンデレですよ、ツンデレ
「まだデートの最中ですよ」はエロかったっす。さらに何気に藪崎さんが好きかも。


あー、次で終わりか。






出題編のラストを飾る暇潰し編、のコミック版。
ですが今回は番外編なんですよね。正直、他3作に比べると、、、いや、ロリ梨花ちゃまは萌えですが!
まぁ、これから、なのかな?