でんしてぃ。


ここ何日か、生活の密度が激しく低下中。
日々、いったい何をして過ごしているんだろう、俺。



あ、日曜は仙台市博物館「ボンペイ展」に行ってきた。母&妹が行くっつーので。
俺、古代ローマ好きだったんですよね。最近読んでないけど、ローマ人の物語も途中までは読んだ。
あれはさすがに長いんだよね。カエサルが死んで、オクタヴィアヌスが実権を握るとこまでは行ったんだけど。


まぁ、「ポンペイ展」
ポンペイってのは、イタリアにある古代ローマの都市なんだけど、A.D.79年に火山灰により埋没。
その後18世紀発掘されたんですが、その噴火の日の様子をかなり良い状態で保存しています。
子供を抱きかかえる人の形とか、壁画、ついでに壁の落書きまで残ってたり。
詳しくはWikipediaやら朝日新聞社のポンペイ展のサイト参照。


まずはねぇ、全ての物に言えるんだけど、紀元79年かぁ、と。
ありきたりな言い様ですが、日本でいえば弥生時代卑弥呼の時代の100年以上前ですよ。
当時の彫刻なんて普通に現代とかルネサンスの「芸術品」レベルだし、外科手術道具、エメラルド&金の指輪、
古代ローマの文化レベルの高さ、社会自体のレベルの高さを思い知らされます。
、、、そもそも、当たり前のように貨幣(金貨銀貨)がある社会ですしなぁ。


それから、医者の道具箱ってのがそのまま発掘されて、
外科手術道具、メス、ピンセット、針なんかが見つかってます。メスなんて現代と全く同じ形。
そっかー、古代ローマでは2000年も前から外科手術をしてたのかぁ、ってなもんなんですが、


それでいったい何ができるんだ!?と、疑問に思わずにはいられない。


メスがあるんだから腹を開けることができただろうし、逆に縫うこともできただろう。
でもさ、麻酔もないし、腹の中開けたって癌の患部を摘出できたわけでもないだろうし、
古代の医療っていったい何だろうなー。