新ロードス5巻

新ロードス島戦記(5) 終末の邪教(上) (角川スニーカー文庫)

ぶっちゃけ突然な感じですが、新戦記もあと1冊で完結だそうです。
正直、終わってよかったと思う。

なんかねー、凄い燃える展開のはずなのに、やたら上滑りなんですよ。
まるで長〜いあらすじを読んでる気分。
つまらない事ないけど、全く気持ちに入ってくるものがない。

例えば、アリシア司祭が、至高神ファリスを降臨させるシーン、
そもそもコールゴッドは10レベル魔法、アリシアが10レベル司祭なんてありえない。
ましてや、超英雄ポイントを持っているとも思えないし。

そんだけ凄い事をやっていながら、ストーリー上の効果はゼロ。
つか、アリシアと言うキャラ自体、脇役もいいところで、彼女が使っていい奇跡でもない。
、、、コールゴッドで世界を救ってきた英雄たちが泣くってもんですよ。

ロードス島伝説とか、メチャクチャ熱かったのになぁ。
俺がわずかなりとも大人になったということもあるだろうし、
作者に、あれだけの勢いが無くなったのかなー、とも思う。
願わくば、最後の巻ぐらいは、ロードス島を締めくくる一冊にして下さい。

＜追記＞
終末といえば、SWの魔精霊アトン、ロードスのカーディス、そしてクリスタニア、
フォーセリアにおける「ラスボス」なわけだけど、
その完結編たる「秘境伝説クリスタニア」、、、出せないだろうなぁ。

まぁ、今更クリスタニアとか言われても、設定とか、全部忘れちゃったけど。