ふーん。


ネタバレ的に知ったのですが、ひぐらしって超常現象を許容するみたいですね。
これって、推理せよってなミステリ物としては、ちと反則だろうに。ミステリの原則、でしょ?


あ、いや、超常現象自体はミステリにおいてもアリだと思うんだ。
実際ザレゴトだって、声紋認識を騙せる声帯模写とか、殺人事件は超人バトルとか、
そーいう無茶をいっぱいやってるけど、一応ミステリなわけだし。


問題点は、そういう現象を「許容する世界であるか」「どこまでが許される世界か」を明記しているか否か。
ファンタジーやSFでミステリーをやっても許されるのです。
魔法なり未来科学なりが、何をどこまで可能にしているかさえ明確に線引きし、読者に提示されているならば。
そういえば十二国記にもミステリっぽいやつあったな。でないかなー、新刊。



翻ってひぐらしのなく頃に
俺はコミック版でしか知らないんだけど、あれの世界観は昭和58年、現実世界でしょ?
少なくとも出題編3作においては、オヤシロ様だの幽霊だのはいない、やったのは人間だ、ってことになってるし。
でもさぁー、幽霊だか精霊だか妖精だか知らないけど、そんな物を許容したら、
謎の足音も、祭具殿の大きな音も、終いにゃありとあらゆる殺人だって、そいつのせいにできるわけで。


まぁ、出題編4本目の暇潰し編で示されるならば、それ4本ではじめて1作だと考え、認められるのかなー。
少なくとも俺は、暇つぶし編のストーリーを全く知らないし。今月に1巻(コミック版)が出るなー。


これだけ話題の「推理・ホラー」、なんだか興ざめな感じです。
ちなみに体験版は落としてみたものの、鬼隠し冒頭の日常描写に挫折中。



<追記>
ちょっとだけ進めて、今祭り中in 鬼隠し
これでようやく人死に、そして例の「嘘だっ」が出てくるので、そこまで行けば最後まで頑張れるかも。


勉強しろって感じ?