種運命#36


機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第36話「アスラン脱走」


やっぱ。アスランを中心にストーリーが回れば面白いんだって。
なんつーか、シンを中心にしたストーリーに、視聴者を向けるつもりがないんでしょ。
キラはキラで、なんか悟っちゃってて、物語にならないし。


そして、言うまでもないことだが、今回はミーアとメイリン
比較的序盤に成立したアスランハーレムがようやくストーリーに機能し始めて、
この2人の対比とか、珍しい手段ではないけど、良かったじゃん。


俺は、テーマ・イデオロギーを語らせる道具・システムとしての物語、って、
脊髄反射的に嫌いなんですが、
種は、プロデューサーのインタビューとかから、そういうカラーが見えるので、
なんだかんだ言って、ロボットアニメとしてのガンダムSEEDが好きなので、不安。


まぁ、富野ガンダムだって、そうだったのかもしれないけど。
でも、だったら御大は、もっとエンターテイメントが上手だったという事では。




今、ふと思ったんだけど、
今までは、ロゴス・ブルーコスモスアメリカの構造だと思ってたんだけど、
もしかして、デュランダル議長=アメリカの構造なんだろうか。


ロゴスの主張は、明確に差別主義で、「悪」と断じれるけど、
一見正しい事を言ってるようで、実は、っていうデュランダル議長の方が、
現実におけるアメリカの対比として、正しい気がする。


あー、そうなのかなー。
軍産複合体ロゴスとかは、メチャクチャアメリカを意識してるけどね。