NG恋、しゅーりょー


と、いうわけで。
NG恋、CGフルコンプまで行きました。


久しぶりに、純粋なエロゲを楽しんだって感じ。
まぁ、いちばん最近やったのって約1年前の戦国ランス(を1.8周くらい)で、
恋愛モノになるとTH2まで遡りますからねぇ。大学3年の今頃だっけ。
ちょうど2年前ですなぁ。



<追記>
あ、D.C.IIやったじゃん、俺。結構最近だよな。<追記終わり>




シナリオはコミカルでハートフル、ホームコメディっていうアオリも全然あり。
体験版時は「これはめぞん一刻のオマージュだ」なんて思ってもいたんですが、
そして舞台装置としてはめぞんのオマージュでないはずがないのですが
プレイ後の感想としては、めぞん一刻のファンだから楽しめた、ではなく、純粋にハマってしまうクオリティでした。


もちろん、めぞん一刻は全く別枠で大ファンなのですが。



キャラクター的には、、、みんな嫌いじゃないですが、あえて順位をつけるなら
トコちゃん>姫緒さん=夏夜さん>先生、でしょうか。
しっかり者でヤキモチ焼きな年下系と、比較的俺のストライクゾーンに攻めてくる美都子ちゃんはもちろん、
姫緒さんと夏夜さんのサブキャラコンビは、自分ルート以外での活躍が輝いていました。
熊さん八つぁんご隠居の出番が減る後半、この作品のコメディを彩ってくれたのは、この二人の貢献だと思います。


シナリオ的には、、、
トコちゃん&麻美(共通部分)>姫緒さん(の前半)>真・トコちゃん>夏夜さん、、、かな。
尾関に告白されたときの美都子ちゃんや、受験直前のトコ vs. 担任教師 in 放課後の教室あたりは心動かされる名シーン。
共通部分で美都子よりも先生寄りの選択肢を選ぶのが本当に辛かった。


姫緒さんルートの前半部分での女子大生取締役&第二秘書のコントは、一番好きなシーン。
数あるコメディシーンの中でも、ダメ主人公の有能ぶりが示される爽快感がありますし。


役者さん的にも文句なし。
、、、といっても、主人公の理くんはボイスOFFでプレーしてしまったんですが。
いや〜、主人公はセリフ数も多いからプレイ時間短縮のため、ついね。
これに関してはもったいなかったと思う反面、主人公ボイスの有無については賛否両論もあろうかとは。


主人公を男性プレーヤー視点の移入先として認識するならできるだけ無色がいいんだろうけど、
理くんはかなりキャラが濃い上、ゲーム自体も主人公視点というよりはヒロイン視点や俯瞰視点が多かったから、
そういう意味でも理くんボイスありの選択肢は間違ってなかったと思う。
どうせコンフィグでオフにできたしさ!


ちなみに女性キャラの中では夏夜さんの声が一番好きでした。
姫緒さんは中の人の中に人の印情が強すぎることもあって、若干マイナスか。



で、ここまで存分に持ち上げておいて、最大の不満点。
立ち絵とイベントCGで絵が変っている! そして立ち絵の方が断然好みだった!
立ち絵やメインビジュアル、サイトで公開されてるCG等々、
比較的初期に書いたと思われる絵はアゴのラインがとがってて、スッキリした印象。
それがイベント絵になると段々アゴが丸くなり、顔の下の部分が長くなり、野暮ったくなってしまう。


俺の好みでしかないんだけど、ゼヒ美都子ちゃんのキャラデザは立ち絵のままでいて欲しかった。


絵に関してはもう一つ不満も。理くんの顔が濃すぎる。特にHシーンで。
Hシーンに関しては、全体的に顔が濃くなる傾向があるんですが、それでも理くんはやり過ぎ。
むしろBLでやおいな作品に出張しても使えそうな顔してますよ。



以上をまとめまして。
シナリオ、キャラ共に不満ない仕上がり。CGには文句もあるけど、立ち絵は最高。
ボリュームも、今の俺でも遊べる、長すぎも短すぎもしない、ちょうどいい。


俺がフルコンプした記念すべき6作目になりました、まる。





折角だから、次は同じ丸戸シナリオの「この青空に約束を」もプレイしてみようかしら。