朔夜End

全面改稿

えっと、一旦、グダグダなコメント書いたんですが、
もうちょっと、ちゃんと書きたくなったので、全面改稿を。

なつきルート、ミコトルートと大絶賛だったわけですが、
朔夜ルートは激しく微妙。
激しくグダグダな上に、なんかエンディングは、ライターの自己満足を感じる。

奈緒ちゃん戦から、最後のカグツチ戦まで、ずっとシナリオがグダグダ。
せっかくCGまで準備した、ツキヨミの暴走や、天河教授の登場なんて、
あまりに使い方がもったいなさ過ぎる。

そもそも、何でこの流れがグダグダかって、
朔夜のダークさが足りないんですよ。もっと、落とすところまで墜とさないと。

なんつーか、
お兄ちゃんを守るためには戦う！→1,2人倒す→一旦落ち着く→また戦う
って、同じところを堂々巡りの上で、HiMEの数だけが減っていくと言う。
この部分が激しくグダグダだと思うのよ。

朔夜に、バトルを決心させたら、その段階で、最後まで行かせるべきだったと思う。
主人公に姿を見せず、本気でHiME狩りをしていく。
朔夜ちゃんには、徹底的にダークに。想い込んだら一直線。
それを追いかける主人公ということで、主人公の動きも分かりやすくなるし。

ホント、このシナリオでは、主人公、何もしてないからなぁ。

止まらなくなった朔夜、ってのに、日常編ラストの、戦闘に快感を覚えるところとか、
暴走するツキヨミとか、実際は拾われなかった伏線である、この辺のことを絡めれば、
オープニングムービーにある、
「私はもう戦うしか道はないの。お兄ちゃん助けてよ・・・」
っていうセリフも、生きてくると思うんだが。

つか、このセリフって、本編、どこで出てきたっけ？

エンディングについても、なんか、あの「朔夜ワールド」な感じが、
自己満足っぽくて嫌なのよね。具体的にどう自己満足かと言われると、説明できないが。
大体あれって、救われてないワリに、本人たちは満足そうだし。

あれだったら、罪を背負って私は生きる、的なエンディングの方がよかったかと。
罪を背負って封印されたのに、本人たちが幸せなら、意味ないじゃん。
別に封印されなくたって、媛星の力は手に入るわけだし。
そもそも、星詠の舞が終わればツキヨミは消えるんだから、そのあと自殺すれば済む話。
別に愛しの高村センセは消えないはず。

ダークに落とすなら徹底的に。
あの中途半端さが、シナリオ中盤〜後半のグダグダ感の原因だと思う。