ヤンアニ


ゆびさきミルクティー再開以来、ちゃんと3号とも購読しているヤングアニマルですが、、、
だが、、、しかし、、、ゆびさきよ、、、


水面の本気を伺わせる強いヒキで終わった再開1号、
それに続く再開2号では、9巻分の重みをあっさり振り切って、水面が振られてしまいました。


ええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ。


え、水面マジでこれで終わり? せめてこの関係はラストまで引っ張ってよ!
っていうか、水面がいないと由紀のユキに対する屈折ナルシズムとか、どう決着つけるの?


しかも今週、再開3号では、もう一つの懸案事項だった、左、左パパ、姉の三角関係が、
左の、お姉さんへの嫉妬とか全部吹っ飛ばして、父への感謝の言葉で締められてしまいました。



いやね、ネットの噂ではあったんですよ。
今回の連載再開はきちんと完結させるための短期間限定のモノだって。
でもさ、あまりに投げやりすぎない?
特に俺は水面派、、、最終的に由紀は水面とくっつくべきだと思ってる人間だから、
こんないい加減な水面の退場は悲しすぎるよ。。。


この俺の不安が杞憂に終わることを、切に願う。

 思いつきメモ


事業仕分けの議論がああも乱暴、もしくは傲慢に聞こえるのは、
そもそも「コンセンサス」を得る必要がない、議論とは言えないものだったからではないだろうか。
だから仕分け人たちは、それぞれ言いたいことを放言して、官僚たちに厭味を言い、
最後の評議シートに、予算縮減、見直し、廃止と、書きたいことを書く。


この仕組みでは、かみ合う、建設的な議論なんて成立するはずがない。
圧倒的に優位に立つ仕分け人側に、議論を成立させる必要がないんだから。



ただ、今までの行政が、利害関係者間での利害調節、コンセンサスによって政策を決定してきたわけで、
そんな手法で、そもそも「改革」の「断行」なんてできるわけなかった。
小泉首相は、これを国民の支持一点で強引に突破し、コンセンサスを全て無視し、
官僚、利害関係者、そしてその支持を受ける議員たち、皆を「抵抗勢力」と切って捨てたけど、
利害調節に基づく官僚機構の政策決定過程においては、構造的に改革はできない。


そう考えると、事業仕分けはいいシステムであるように思えてくる。
「公開」であることが良いんではなく、「利害関係者に全く参加させない」ことが。


ただ、やっぱり今のままでは、予算を強引に切るマシーンでしかなくて、建設的じゃないと思う。
昨日のサンデープロジェクトで、予算を切るのが刷新会議、新しい方向性を決めるのが菅直人の戦略局、
こういう風に説明していたけど、それで良いんだろうか。


ただ現状が良いか悪いか、それを1時間足らず言い合うのではなく、
じゃあどうすべきか、どこを改善するのか、その結果、どの程度の予算規模が適切か、
そういう議論をしなければ意味がないはず。


前回の事業仕分けについてのエントリーでも書いたつもりだけど、
予算規模は、どんな政策を行うか、の後に来なければ、そもそもおかしいはずなんだ。



あれ、防備録がわりの3行エントリーのはずが、思いの外長くなってしまった。

 マジで水樹奈々キター


第60回NHK紅白歌合戦:出場歌手


デジタル応援団(、、、だっけ?)は、本編に出場「させない」ための布石だと踏んでたのに。
こうNHK内部の、出場させたい派(新世紀アニソンSPの偉い人とか)と、却下派の妥協の産物なんじゃかな〜とか。


そんなヲタのルサンチマン気味な妄想を打ち砕く、紅組後ろから3番目での起用とは。



まぁ、これも紅白が国民的じゃなくなったことの証左というか、
そもそも「J-POP」が「国民的」たり得なくなったために、
細分化されたジャンルからメジャーをそれぞれ集め、それに高年齢層向けの大御所並べ、
カバー率を確保することで、「国民的」を演出せざるを得ないんじゃないかな、とか。
いや、音楽業界のこと何も知らないキモヲタの独り言だけど。

 なのは最強


マクロスFの映画を見に行かなきゃ!、と思ったら、仙台では上映していなかったという罠。
え〜、リリカルなのはですら仙台でやるというのに!!



と思ったら、Fate/UBW東のエデンも、仙台では上映しないそうです。。。
なんつーか。リリカルなのは最強、なのはスゲーな、うん。

 ハワルバ#20


一週遅れですが、ホワイトアルバム20話。


速水奨が発狂した!
いやぁ〜、せっかくの佐藤博暉シリーズ構成なんだもの! こうでないと。
むしろ緒方は蛙杖仁策ではなく、吊木光のDNAを、、、あ〜、すげぇ濃く受け継いでるなぁ。。。


吊木先生も狂ったこと言いながら、ピアノに向かってレッスンしてた印象、確かにある。



えー、一応解説すると、
White Albumのシリーズ構成、佐藤博暉氏は、90年代の傑作OVA
KEY THE METAL IDOL」という作品において、企画、監督、脚本を務めた方。
このアニメは、綾波系ロボ少女(ただし初出は綾波より古い、CV岩男潤子)が
アイドルになり、3万人のファンを集めることで人間になる夢を叶えるという、
マッドSF伝奇サスペンスアニメ。


全13話 x 30分のはずが、広げすぎた風呂敷の収拾がつかず、
14話は1時間半、謎の新キャラ・マエストロの一人語りで全ての伏線を説明、
最終15話(もちろん1時間半)、冒頭でセカンドヒロインを唐突に殺しながらも、最後は謎の感動的エンド。


明らかにシリーズ構成は崩壊し、キャラも狂ったヤツばっかりで、
単巻販売の有料コンテンツという特性上、落伍者も多かっただろうと推察される、が!
複雑すぎる伏線を、1時間半の語りで一気にまとめ上げる様は異常なまでのカタルシスを生み出し、
俺の中で神作品認定アニメ。VHSで全巻持ってます。



佐藤博暉氏はkey以降、ほとんど存在感がなかったと思うんだが、
ここにきてWAのシリーズ構成で復活。あのダークネスな雰囲気は、確かにkeyに近い。
そしてアイドル、広げて収まりそうにない伏線、そして狂ったヤツばかり、
あぁ、これはKey the metal idolならぬ、yuki the rookie idol、ってことだったのか!


じゃあ、最終話は唐突な打ち切りエンドで、追加発売されるOVA (もちろん1話90分) で完結だね!







って、KEYの限定生産DVD-BOXが普通にAmazonで売ってる。。。
欲しい、欲しすぎる。VHSは捨てなきゃだし、初任給で買うか。


KEY THE METAL IDOL LIMITED BOX【初回限定生産】 [DVD]

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 トリノ・エジプト展


今年の日本的エジプトブーム、海のエジプト展に続く、第2弾。
宮城県美術館で絶賛開催中の、トリノ・エジプト展に行ってきました。


平日の午後なのに、結構人がいた! 基本、年配の方メインだけど。



実は、古代エジプトって古代ローマほどには興味なかったんですが(←egy-ptianのくせに)
ローマよりもさらに1000〜2000年前で、あの文化水準、頭を下げるしかない感じです。
簡単に1000とか、2000とか書くけど、日本の「歴史」って2000年ないんだぜ? (文字情報が残る文明という意味で)
2000年前の古代ローマの、さらに2000年前とか、、、


目玉の展示物、アメン神とツタンカーメン王の像とか、さすがのインパクトだけど、
個人的に最も印象に残ったのは2つ。
約4000年前の「ほうき」と、書記の練習用のパピルス


まずほうきは、柄がない、屈んで使う、という違いはあるものの、
もう、何の変わったこともない、普通のほうきなの。(→リンク先画像あり
でも、これって本当に不思議で、掃除機が発明されるまで、柄ができる以外、ほうきに何の進歩もなかったということ。
今までで一番、古代人が俺たちと同じ人間なんだって、実感できた遺物だった。


あと、書記(ヒエログリフが書けたエリート官僚)の練習用パピルス
象形文字ヒエログリフ)って、凄い「絵」的な実用性に欠ける文字、っていう印象が俺にはあったんだけど、
略式のヒエラティックで書かれていたため、普通の「文字」で書かれた文章だった。
あ、これって文字、文章なんだ、と普通に納得できるクオリティ。日本人的にアラビア文字より文字らしいかも。


上の2つとも、結論としては同じで、4000年たっても、人間の文明ってそんなに変わらないな、って思ったことなんです。
古代文明が凄い、っていう語りをするときは、往々にして上から目線で、
「何千年も昔のくせに、思ったよりは高い文明だったんだな」みたいな感じになりがちなんですが、
むしろ古代文明を勉強すればするほど、文明の「高さ」よりも「同じさ」に興味を持つようになる気がします。


いや、古代文明を勉強した、なんて偉そうに言えるレベルでは全然ないんですけど。
しかし今の時代は生涯学習。定年後に気軽に海外旅行に行けるときには、
自力でカイロ博物館や、ルーブル美術館大英博物館、そしてトリノ・エジプト博物館を満喫できる人間になっていたい。


そんな、40年?後の夢物語。






ところで、宮城県美術館の常設展がイマイチ、全くパッとしなかったんだけど、
これは俺がモダンアートに興味がないからという、ただそれだけなのだろうか。
それとも、やはり一地方都市の美術館では、あれが限界?


そう考えると、東京に住むってのは、色々と楽しみではあるよね。